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2010年11月 2日 (火)

IPv6 の問題点

なぜ、IPv6が広がりを見せないのか?

相変わらず、NHKの番組 【 ホワイトボックス 】ではそのものずばりは、ご法度なのか、戦略的経営に差しさわりがあるのか、釈然としません。

それとも男性司会者などのスタッフに問題が??

とにかく、IPアドレスが不足するので、IPv6を使いましょうと、あいまい且つ無責任なので私がいくつかのポイントを定義したいと思います。

まず、IPv6はIPアドレスの不足する事態を見越して早くから検討されてきた経緯はあります。

そして、新しい設計の元でIPv4で問題となっているセキュリティ対策を含めて登場しました。

しかし、プロバイダーの運営方針の問題によってIPv6化が進まないのです。

現在、OCNのIPv6でも、その問題は顕著です。

OCNは、IPv6通信を仮想通信という単語を使用して説明していますが、

実際は、カプセル化通信のはずです。

問題点

  1. IPv6システムは、すべてのネットワーク・インターフェースがグローバルアドレスでインターネット接続します。

   その結果、家庭内の他のPC・事務所内のPCなどが、すべてIPv6化していないと

   相互通信できません。

   (デュアルスタック方式は別)

   OCNの場合、flets通信ともシステムがぶつかるため使い勝手が非常に悪いです。

   IPv4の購入またはレンタル・ルーターは、何の意味のない素どうりだけで、

   WAN側のIPv4アドレスの自動割り当てだけの代物となります。

   当然フィルター機能などはIPv6に対応していないはずです。

   1契約で2台までのサブネットIPv6割り当てのサービスを展開しているようですが、

      ( /64 )

   現段階では、2台のPCまでがIPv6の割り当て範囲のため、

   相互通信をおこなう利用では、Flets系は、通信できないでしょう。

 2. OCN内で、IPv6システムのDNS(名前解決)サーバーが設置されていません。

    依然としてセキュリティが低いIPv4のままです。

 3. IPv6通信をIPv4でカプセル化する仕組みは、一番簡単で、とりあえずインターネット

   通信が可能となり、IPv4アドレスが枯渇しても、通信が出来なくなることはありま

   せん。

   しかし、IPv6が元々備えてあるセキュリティの仕組みは、インターネット上で

   ほとんど使えません。カプセル化することで、意味がなくなるのです。

IPSec による暗号化通信

(これを行われると困る組織があるのでしょう、企業にとっては自社の情報を守るべきですよね)

カプセル化のしくみ

  元々のIPv6パケット

                              Ipv6_1

 IPv4のカプセル化

  Ipv6_2 Ipv6_1_2

 このカプセル化の状態で、インターネット上に出てゆくので、拡張ヘッダにある

 IPSec 、QoS、 完全なマルチキャスト通信が出来ません。

また、カプセル化のIPv4のヘッダにはルーティング情報などが載りません。

昔ホームページで、オーバーヘッドが大きいと欠点を挙げた理由はこれです。

4. カプセル化した場合、IPv4パケットとしてインターネットでルーティングして

  目的地まで送信されます。このとき相手先がIPv6が未対応だった場合パケットは

    破棄されることもあります。

   現時点ではIPv6 の使用目的は、IPv6 対応のサーバーとの接続でない限り意味を

   もちません。

5.  一番最大のセキュリティ問題として、カプセル化したパケットの中のIPv6パケットの

     改ざんが可能となる点です。

     方法は公開できませんが、関心がある方はご自分でハックしてみてください。

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