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2010年11月 6日 (土)

IPv6の問題点 パート2

前回、日本におけるIPv6 展開の問題点を取り上げましたが、
もう少し具体的になぜ展開が遅れているか説明したいと思います。

なぜか、催促されたようなのですがハッキリしません

さて、
実はIPv6へ移行しなければならない原因の一つとして、NATシステムの限界をNHK番組のホワイトボックスで指摘していましたが、それはネットワークシステムの構成をしっかり作成して構築すればさほど問題ではありません。

現在今NATを使用してすべて実運用している訳ですから。

ただし、たしかに1台のルーターで約250台近いPCが一斉に外部へ送信を開始したら、ルーターのメモリー容量とCPUの処理能力によっては、パケット処理が追いつかず、通信が途絶えてしまう可能性はあります。

ではどのような構成になっているのでしょうか?

仮の簡単なネットワーク構成図を下記に示します。

この構成はあくまで仮ですので、これが普通一般的と断定しないでください。


Ipv6_p1

結論を先に述べます。
この会社のNATシステムの負荷は、1セグメント内の約4台 各部署ごとのルーターの数に負荷分散できます。

ネットワークシステムのIPv4ヘッダを示します。

バージョン ヘッダ長 T O S トータルパケット長
識 別 子 フラグ フラグメントオフセッ
T T L プロトコル ヘッダチェックサム
32Bit 始点 IP アドレス
32Bit 終点 IP アドレス
オ プ シ ョ ン
デ ー タ

NAT を簡単に説明すれば以下のようになります。

ルーターは、IPv4ヘッダの送信元( 始点IPアドレス )を自分の外向きアドレスに書き換えます。

ルーティングをわかり易く説明しますと、

仮に営業一部のPCが外部へアクセスしようとすると、当然自分のIPアドレスを振り分けたルーターへパケットを送信します。

次にパケットを受け取ったルーターは、このパケットのあて先が内部宛でないと判断すると外部ルーターへパケットを送信します。

IPv4パケットのヘッダサイズは規定されたサイズです、遥か遠くまでパケットを送信するのに、全ての通信アドレスを書き込んでインターネット回線を流れる訳ではありません。

( 指定して送信する方式が無い訳ではありませんが、外部インターネットでは通常用いられません )

最後に、あえてNAT プラス NAT のシステムで構成しましたが、大企業では図で示した LAN - Seg1 は、グローバルアドレスで対応することが多いです。

グローバルアドレスにかかる費用を節約するためにNATを多用するシステムエンジニアもいるのでしょうが、

一般的に 中小企業で 1から8(6)のグローバルアドレスを。

中規模で、8から16(14)のグローバルアドレスを

大規模で 16から32(30)以上のグローバルアドレスを用いていると思います。

どちらにしても、企業のネットワークシステムは、どの位の通信量があって、さらにマージンを計算にいれて、設計されるものです。

どの機器をもちいるかのハード面からどのソフトを使用して運用するか全てを計算して構成を組みますから、NATを大規模の1セグメントで用いる方法は一般的に採らないはずです。

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